浜松市議会 2000-03-15 03月15日-07号
次に、3点目の開館5周年を経た楽器博物館の事業展開についてでございますが、楽器博物館は、本市の重要施策である音楽文化都市構想の中核施設として、また、全国唯一の公立楽器博物館として設置いたしました。現在、1800点余の楽器を収集しており、そのうち約 950点を展示するとともに、展示楽器には音色を聞けるヘッドホンが備えられ、特色ある楽器博物館となっております。
次に、3点目の開館5周年を経た楽器博物館の事業展開についてでございますが、楽器博物館は、本市の重要施策である音楽文化都市構想の中核施設として、また、全国唯一の公立楽器博物館として設置いたしました。現在、1800点余の楽器を収集しており、そのうち約 950点を展示するとともに、展示楽器には音色を聞けるヘッドホンが備えられ、特色ある楽器博物館となっております。
産業の発展や、アクトシティを中心とした国際コンベンションシティ構想、音楽文化都市構想、シビックコアの整備など高度な施策が行われ、ハード面では着実に成果は出てきていると思います。一方、ソフト面では、我々一般庶民の感覚からすると、専門的な質の高い領域が多いと感じられます。高いレベルのものには、いやすものが必要になります。
質問の第2点は、浜松市の音楽文化都市構想並びに一部文化施設について伺います。 浜松市の音楽文化都市構想は平成に入り本格化し、今後とも息の長い取り組みが続けられるでありましょう。その最大拠点としてアクトシティが建設され、あわせて楽器博物館初め音楽文化関連施設の整備拡充も進められ、数多くのイベントも開催され、同時に音楽文化の発信もされているところであります。
音楽文化都市構想の推進につきましては、市民オペラ「三郎信康」の上演を初め、パン・パシフィック吹奏楽大会やアクトシティ音楽院での音楽セミナーの開催など、市民が音楽に触れ親しむ機会をつくり、人材の育成に努めるほか、ピアノ技術者・調律師の国際会議などを開催してまいります。また、楽器博物館につきましては、オセアニア、中南米の民族楽器の収集や収蔵品のデータベース化を進めるなど機能充実を図ってまいります。
顧みれば、浜松市民の悲願であった東海道本線の高架化から、その後の駅周辺の都市改造、そしてその集大成ともいうべきアクトシティの完成は浜松の都市づくりの輝かしい成果であり、また全国の成功例の一つに数えられている浜松地域テクノポリス構想や国際コンベンションシティ構想、音楽文化都市構想も浜松の名を国内外に高めてまいりました。
第4次浜松市総合計画の音楽文化都市構想の推進の中で、世界に誇れる音楽文化振興拠点として、地域レベルから国際レベルに至る音楽文化交流や音楽イベントを展開し、新しい音楽文化やさまざまな音楽産業が生まれ育つ都市づくりを進めるとの考えを示し、また「産業と文化の調和ある豊かな人間都市」を総合計画の最大のテーマとしています。
この間、産業技術の研究開発、機能集積を目指す浜松地域テクノポリス構想を初め、国際コンベンション都市構想、音楽文化都市構想など本市の将来発展を担うプロジェクトも順調に推移し、また、産業・文化の複合交流拠点アクトシティの完成とこの積極的な活用がなされるなど、東海の雄都浜松、57万中核都市として「産業と文化の調和ある豊かな人間都市」づくりも着実に進展してまいりました。
本市は、今年度から始まった第4次浜松市総合計画推進計画の中で、音楽文化都市構想を推進し、個性ある音楽文化の創造をうたっております。音楽を楽しみ、触れ合う機会を創出するとともに、さまざまな音楽イベントの開催を通じ世界に向けて音楽文化を発進する。また、そのための音楽文化振興拠点の整備を図る。さらにまた、音楽文化を担う人材の育成を進めていくとの方針であります。
このため、楽器のまち、音楽文化の薫るまち、そして世界の音楽文化都市への発展を目指し、音楽文化都市構想を積極的に展開するよう所要の措置を講じた次第であります。
この点本市では、お金中心のバブル全盛期であったにもかかわらず、産業と文化の調和、そして音楽文化都市構想等々、どちらかといえば心に重きを置いた方向を打ち出し、それをもとに一貫した施策、投資を継続してきたことは、的確に今の世論を先取りしたことであり、まさに卓越した見識であったと認められます。
本市は、21世紀に向けてさらなる発展を目指し、国際コンベンション都市構想、音楽文化都市構想、浜松地域テクノポリス構想など進めております。これら構想を推進するためにも、また、国内外から多くの人・もの・情報が集積する交流拠点づくりを進める上でも、東名高速道路、とりわけ大量人員輸送機関としての新幹線の重要性は、今後ますます高まってまいりますことは容易に予想されるところであります。
こうした中にありまして、厳しい行財政環境にありますが、風格と魅力を備えた都市づくりを進めていく中で、浜松地域テクノポリス構想、また国際コンベンションシティ構想、あるいは音楽文化都市構想等にかかわります諸事業も着実に進展し、また、これら諸構想の推進拠点となるアクトシティも市民の皆さんに親しまれ、また国内外の多くの皆様に御利用いただくなど、確かな歩みを見せているところでございます。
音楽文化都市構想に基づき開催するさまざまな音楽イベントは、浜松国際ピアノコンクールなど国際的にも評価の高い事業も多く、文化発信性にもすぐれていると思っておりますので、今後は、浜松地域はもとより、国内外に向かっての効果的な広報PRに力を注ぎ、情報発信機能の充実を図っていかなければならないと考えております。
特に、昭和45年からは浜松市総合開発計画、49年には浜松市総合計画に基づきまちづくりを進め、そして昭和61年からの第3次総合計画は「産業と文化の調和ある人間都市づくり」を基本理念として、浜松地域テクノポリス構想、国際コンベンション都市構想、音楽文化都市構想等々の構想のもと、まさに官民一体となって大規模プロジェクトを推進してきました。
殊に、浜松地域テクノポリス構想を初め、国際コンベンションシティ構想、音楽文化都市構想等々が着実に進展し、また、これらの諸構想の推進拠点となるアクトシティが完成するなど、本市の将来を見据えた都市づくりも確かな歩みを見せております。これもひとえに議員各位を初め、市民の皆様並びに関係機関の御理解・御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。
第4次浜松市総合計画は、第3次の総合計画において進めてまいりました浜松地域テクノポリス構想、音楽文化都市構想、国際コンベンションシティ構想などの成果を踏まえ、21世紀に向けての新たな指針として策定を進めており、去る11月21日の第4次浜松市総合計画策定委員会において基本構想が決定をいたしました。
本市は来るべき21世紀の飛躍発展を目指し、これまで浜松地域テクノポリス構想、国際コンベンション構想、音楽文化都市構想などのビッグプロジェクトを積極的に推進し、さらには諸構想の推進拠点となるアクトシティ浜松が完成するなど、総合的かつ長期的視点に立って、各方面にわたる諸施策を積極的に展開してまいりました。
この間、市民のたくましいエネルギーと英知により、浜松地域テクノポリス構想、国際コンベンションシティ構想、音楽文化都市構想等々、21世紀を展望したプロジェクトが着実に進展をするとともに、浜松らしい産業と文化を象徴するアクトシティも完成を見、東海の雄都にふさわしい風格と魅力を備えた都市として、揺るぎない地位を築き上げてまいりました。
ところで、本市に目を転じますと、テクノポリス都田地区やアクトシティの建設などにより、地域産業の高度化や国際コンベンションシティ構想、さらに音楽文化都市構想等を展開するための器ができ上がりました。また、これまでの市政推進のもとで、公民館や図書館などの学習施設、あるいは地区体育館を初めとするスポーツ施設、さらに福祉、健康などのさまざまな行政サービス施設が整備されてきております。
そして今、こうした都市基盤を糧として、浜松地域テクノポリス構想、国際コンベンションシティ構想、音楽文化都市構想等々、21世紀を展望したプロジェクトを進めるとともに、浜松らしい産業と文化を象徴するアクトシティの完成を見、東海の雄都にふさわしい風格と魅力を備えた都市として、着実な発展を遂げております。